挑戦権はどちらの手に? 豊島竜王VS永瀬王座、熱戦必至!30日王将戦挑戦者決定Lプレーオフ

[ 2020年11月30日 05:30 ]

17日に王将戦挑戦者決定リーグ戦で対局した永瀬拓矢王座(右)と豊島将之竜王
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 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグは30日、東京都渋谷区の将棋会館で豊島将之竜王(30=叡王との2冠=―永瀬拓矢王座(28)のプレーオフを行う。勝者は来年1月10日に開幕する7番勝負で渡辺明王将(36)と対戦する。

 リーグで5勝1敗と好成績を収めた2人の通算対戦成績は7勝7敗2持将棋(引き分け)と全くの五分。今年6~9月の叡王戦7番勝負では千日手1局、持将棋2局の壮絶な戦いを繰り広げ、豊島が逆転でタイトルを奪取した。

 王将戦挑決リーグでは今月17日に対戦し、永瀬が勝利。ところがその5日後の日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)決勝は豊島が制した。プロ野球の日本シリーズを超越する好勝負を演じている両雄。プレーオフも熱戦になること必至だ。

 豊島は第67期(2017年度)以来3期ぶり3回目、永瀬は初の挑戦権を狙う。対局開始は午前10時で、先後は振り駒による。

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