牧嶋博子氏 眞子さまの結婚一時金に「出す出さないの問題ではなく、出すと法律で決まっている」

[ 2020年11月30日 14:24 ]

TBS社屋
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 TBS報道局解説委員で宮内庁担当の牧嶋博子氏が30日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。秋篠宮家の長女眞子さまの結婚一時金について言及した。

 秋篠宮さまは30日に55歳の誕生日を迎えられ、これに先立ち、東京・赤坂御用地の赤坂東邸で記者会見し、長女眞子さま(29)の結婚について「認める」と述べた。一方で、「私の主観になりますけれども、決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない」との認識も示した。13日に発表された眞子さまと小室圭さん(29)の結婚への強い決意をにじませた文書を踏まえた上で「婚姻は両性の合意のみに基づく」とする憲法の規定を挙げ「本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきだ」とも述べた。

 牧嶋氏は「納采の儀や告期の儀というものは皇室の伝統行事というか、皇室の結婚の時の伝統のものとして行われているもの」とし、一方で結婚一時金は「唯一、法律の皇室経済法で、結婚して皇族を離れる時に一時金を支給する、それを決めなくてはならないということが明記されている」と解説。

 その上で「ですから皇室経済会議という会議を開いて、一時金をいくらにしましょう、一時金の金額は計算式があって決まっている。それぞれに定められた満額を支給するのかどうかってことで決めないといけないんですが、これまでの黒田清子さん、千家典子さん、守谷絢子さんは規定の満額が出ているので、眞子さまの場合もいくらになるのかって話し合いになると思うんですが、前例から言うと、黒田清子さんの場合は約1億5000万円。それの0・9掛けにするのか、1億5000万円にするのかっていうのが議論になると思う」と自身の見解を述べた。

 そして「眞子さまは天皇陛下の娘になる可能性があり、時代が進むと、天皇陛下の姉になる可能性がある。そういう意味で言うと、今のご神位より高くなる可能性がある。そういうことで言いますと、金額については議論になると思います」と言い、「これは出す出さないの問題ではなく、出すと法律で決まっている。支給する金額を決めるというのは法律で定められている」と重ねて説明した。

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2020年11月30日のニュース