木梨憲武、新日と異色タッグ 新春恒例の東京D大会「特別プロモーター」就任“ドン・キナシ”

[ 2020年11月30日 05:30 ]

来年1月4・5日の新日本プロレス東京ドーム公演で「ドン・キナシ」として特別プロモーターを務めることになった木梨憲武(右)は、MV撮影でオカダ・カズチカと共演
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 とんねるずの木梨憲武(58)が、新日本プロレスと異色タッグを組む。来年1月4、5日に行われる、毎年恒例の東京ドーム大会で「特別プロモーター」に就任。ボクシング界の名物プロモーター、ドン・キング氏(89)にちなんだ「ドン・キナシ」として、さまざまなコラボで大会を盛り上げる。

 サッカーや競馬に明るい印象が強い木梨。プロレスはあまり詳しくないが、本紙の取材に「1月4日までにはマニアになる。新日にとっても自分にとっても、新たな魅力を生み出してくれるコラボになることを期待したい」と語った。

 きっかけは、宇崎竜童(74)の名作をカバーした新曲「生きてるうちが花なんだぜ」が、テレビ朝日の地上波・CS両中継のテーマソングに決まったこと。宇崎と佐藤浩市(59)と3人で歌唱している人生賛歌。関係者と「歌詞の世界観とプロレスの熱気がピッタリだ」と話しているうちにコラボがまとまった。

 第1弾として、新日レスラーが登場するオリジナルのミュージックビデオ(MV)の撮影が行われ、木梨はドン・キング氏の逆立った白髪を強調したカツラを装着。「ヅラのダメ出しは2回した」とノリノリで、人気レスラーのオカダ・カズチカ(33)にヒザ蹴りを入れる“襲撃アドリブ”も出た。

 木梨は「終わったあとのメシ屋、飲み屋のプロモーターが本業」とジョークを交えつつ「新日ファンの方に仲良くしてほしい。2022年の創立50周年の際に切られないようにしたい」と本気。「デザイナーのドン小西さんと間違われたので、いっそコスチュームデザインを手掛けたい」など構想は膨らむ。

 「パワフルなドン・キナシさんに全て持っていかれちゃうかもしれないので、しっかり戦いたい」とオカダ。果たして本番での乱入はあるのか。注目だ。  

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2020年11月30日のニュース