華原朋美、専属事務所と契約解除 足掛け20年所属、本人が申し入れ

[ 2020年9月15日 00:00 ]

歌手の華原朋美
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 歌手の華原朋美(46)が所属事務所と契約を解除したことが分かった。14日にプロダクション尾木が発表した。

 マスコミに向けた文書で「弊社所属の華原朋美の専属契約解除のご報告をさせて頂きます。この度1999年~2007年、2012年~2020年と足掛け20年、弊社所属でありました『華原朋美』との契約を、本人からの申し入れもあり、8月31日をもって双方合意の上、解約致しましたことをご報告致します」と報告。

 「公式ファンクラブに関しましては改めてサイト内でご報告致します。また所属レコード会社のユニバーサルミュージックとの契約も終了致しました」と説明した。

 華原は1995年に歌手デビュー。一時代を築いたプロデューサーの小室哲哉氏(61)に見初められ、すぐに「I BELIEVE」「I’m proud」とミリオンヒットを連発し時代の寵児(ちょうじ)となった。小室氏との交際は公然の事実となり、飛ぶ鳥を落とす「小室ファミリー」の勢いを象徴する存在となった。

 しかし99年に小室氏と破局すると心身のバランスを崩し、同年5月に初めて芸能活動を休止。その後も度重なる救急搬送や自殺未遂騒ぎを起こし、00年に2度目の休養。12年12月の復帰まで、事実上の引退状態に陥ったこともあった。

 その後活動を再開し、19年5月に外資系の企業に勤める一般男性との間にもうけた第1子妊娠を発表。同年8月下旬に出産した。年末に恒例のクリスマスディナーショーを行い、産後初めてファンの前で歌唱を披露するなど、母親と歌手の二刀流生活に奮闘している。

 ◆華原 朋美(かはら・ともみ)1974年(昭49)8月17日生まれ、東京都出身の46歳。グラビアアイドルを経て95年に歌手デビュー。「I’m proud」などシングル3作、アルバム2作がミリオンセールスを記録。ファッションやメークをまねた女性は「カハラー」と呼ばれた。「桃の天然水」の出演CMのセリフ「ヒューヒュー」も流行語になった。NHK紅白歌合戦出場5回。近年は馬術選手としても活躍している。1メートル56。

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2020年9月14日のニュース