金子恵美氏 自民党総裁選、菅氏“圧勝”に「国難の時は安定安心選ぶ」「自助、共助、公助は党の考え」

[ 2020年9月14日 17:19 ]

元衆院議員の金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が14日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金後3・30)に出演し、自民党第26代総裁の選出ついて持論を語った。

 安倍晋三首相(65)の後継を決める自民党総裁選はこの日投開票が行われ、菅義偉氏(71)が377票を獲得し圧勝。第26代総裁に選ばれた。菅氏は16日召集の臨時国会で、安倍首相の後継となる第99代首相に指名される。

 金子氏は「予想通りというか予定通りというか。圧勝ということですよね」とし、「結果としては、選挙の読みかたとしては当然、このまま順当だなと思っていますけれども。同時に安倍総理の突然の辞任、そして任期満了の途中で引き継ぐということと、社会全体もコロナ禍という国難の時には、やはり皆さんは安定安心の菅さんを選ぶということ。そういうことだと私は思いましたね」と私見を述べた。

 菅氏の国づくりの理念は「自助、共助、公助、そして絆」。これに対して金子氏は「自助、共助、公助という言葉は自民党の綱領にあるので。この言葉が非常に冷たいとか、不評をかこっていますが、自民党の考えであるというふうに思います」とした。

 今月8日、安倍首相は当初、岸田文雄政調会長(63)に後継を期待していたことが森喜朗元首(83)によって明かされたが、党内や世論の期待が広がらずに支持を見送ったとされる。これに金子氏は「森さんは真実を代弁されたと思っていて。安倍さんがもし体調が万全で後継指名が出来ていたら、岸田さんの路線もあったと思うんですけれども…」と推察。続けて「しかしながら、安倍政権を支えた菅さんが『やる』と出馬の意向を固めたとなって、それを聞いてしまったらなかなかですね、『菅さんを推しません』なんてことは言えないですし。また安倍さんを支えてきた細田派も菅さん(を推す)という、これも自然な流れだと思いますね」と持論を展開した。

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