加藤茶、いま明かす志村さんへの思い「人生で泣いたのが2回。おふくろ亡くなった時と志村が亡くなった時」

[ 2020年9月14日 22:29 ]

そろって「加トちゃんペッ!」のポーズをとる「ザ・ドリフターズ」の(左から)高木ブー、仲本工事、加藤茶、志村けんさん
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 ザ・ドリフターズの加藤茶(77)が14日放送の日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」(月曜後9・00)で、今年の「24時間テレビ」に出演した理由を明かした。

 「24時間テレビ」では新型コロナウイルスによる肺炎で3月に死去した志村けんさん(享年70)のスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん―残してくれた最後のメッセージ―」を放送。また、加藤、仲本工事(79)高木ブー(87)のザ・ドリフターズが集結し、54年ぶりの復活ステージを披露。ビートルズの来日公演前座で演奏した「Long Tall Sally」で視聴者を魅了した。

 出演を快諾した理由について「志村をフィーチャーしてやるということで、俺も一役買いたいなと」と話した加藤。だが、志村さんが亡くなってからしばらくは気持ちの整理がつかなかったという。「人生の中で泣いたことが2回あったかな。おふくろが亡くなった時と、志村が亡くなった時だね」と語った。

 「一番の相方が亡くなるわけだからつらい。いつでも志村がいた。一緒にネタを考えたり、失敗すると一緒に酒を飲んだり。無二の親友、というか兄弟だよね。自分の中で志村がどれだけ大事だったんだろうという気持ちがある。8歳年下、俺より長生きして当たり前なのに、それが突然いなくなっちゃうんだもん。つらいよねえ」と志村さんへの思いを告白。

 加藤はドリフターズの5人が長い間、良い関係で居続けられた秘けつについて「年が離れていて、離れていることがうまくいったんじゃないかな」と、同年代だと意見がぶつかったが、年が離れていたことで相手を尊重し合える関係だったと伝えた。

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2020年9月14日のニュース