「エール」2カ月半ぶり本放送再開!ネット歓喜「幸せ実感」高瀬アナ「何とか取り戻したい日常が朝ドラ」

[ 2020年9月14日 08:00 ]

連続テレビ小説「エール」第66話。裕一(窪田正孝)に抱きつく作曲家志望の青年・田ノ上五郎(岡部大・右)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(32)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は14日、第66話が放送され、新型コロナウイルスの影響により6月29日から休止中だった本放送が約2カ月半ぶりに再開された。オンエア開始直後に「#エール」がツイッターの国内トレンド入り。終了直後には3位に上がるなど、ファン待望の再開となった。

 SNS上には「放送再開、おめでとうございます!」「いつも通り朝ドラが見られる幸せを実感」「全話再放送してくれたから、今日の再開もスムーズ」などと喜びの声が相次いだ。

 休止中は初回~第65話の再放送をオンエア。“2周目”の「エール」は“特別版”として、キャストが解説放送(副音声)を行う朝ドラ異例の試みを実施した。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶり。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909ー1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂)の夫婦愛を描く。

 第66話は、ある日、古山家に田ノ上五郎(岡部大)という茨城なまりの青年が裕一(窪田)を訪ね、現れる。水戸の奉公先で聴いた「船頭可愛いや」や「福島行進曲」など裕一が作った曲に励まされた五郎は、裕一に弟子入り志願。一度は音(二階堂ふみ)と話し合って断る裕一だったが、五郎はあきらめずに来る日も来る日も古山家を訪れる。一方、音の妹・梅(森七菜)も突然上京してきて…という展開。

 直前の「NHKニュースおはよう日本」(月~金前6・00)の“朝ドラ送り”。高瀬耕造アナウンサー(44)は「コロナの前にはもう戻れないかもしれない。でも、何とか取り戻したい日常。それがこの朝ドラでした。お帰りなさい。『エール』いよいよ再開です」と送り出した。

 直後の「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。裕一に弟子入りした青年・五郎役を演じるお笑いトリオ「ハナコ」の岡部大(31)が生出演。劇中の台詞に引っ掛け「僕を『あさイチ』のメンバーに入れてくれねぇでしょうか!」。博多華丸(50)は「え?毎日来るの?」とツッコミを入れ、博多大吉(49)が「今日から『エール』再開ということで」とゲストの岡部を紹介した。

 新型コロナウイルスの影響により放送日程を見直し。当初の全130回(26週)、最終回9月26日から10話減の全120回(24週)、最終回11月28日に変更となった。本編の最終回は11月27日。

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2020年9月14日のニュース