TUBE 35周年甲子園ライブ中止 コロナ禍で3万人規模の開催にめど立たず「断腸の思い」

[ 2020年6月1日 05:31 ]

デビュー35周年を迎えるTUBE 
Photo By 提供写真

 ロックバンド「TUBE」が、7月25日に阪神甲子園球場(兵庫県)で予定していた野外ライブの中止が決定した。新型コロナ感染拡大によるイベント制限が緩和されたものの、3万人規模の野外公演を7月中に開催できるめどが立たないため。メンバーは「断腸の思い」とコメント。来年夏の開催を目指す。デビュー35周年記念日の1日、公式サイトで正式発表する。

 TUBEの甲子園ライブは1991年にスタート。当初は8月末に開催されたことから“夏のバンド”TUBEの大みそか公演とも言われた。
 また、甲子園球場が住宅街にあるため騒音問題などで音楽イベントの開催が危ぶまれた時もあったが、球場と長い信頼関係を築いてきたTUBEだけは25年連続で開催。音楽界の“夏の風物詩”となっていた。

 それが、2015年を最後にプロ野球の日程の関係で公演を断念していたため、今夏の開催は5年ぶり。ファン待望の復活ライブだった。コロナ感染拡大の影響で中止となっただけに、メンバーは「本当に申し訳なく断腸の思い」としている。

 中止決断の理由について、所属事務所は「政府から休業要請の段階的緩和が発表されたが、7月25日段階の野外イベントの上限人数は5000人にとどまった。さらに分割での入退場など困難な課題は多く、開催に向けさまざまな方法を検討したが難しかった」と説明。メンバーも、高校野球の夏の甲子園中止に「本当に胸が詰まる思いでした」と触れた上で「無理してライブを行ったところで、ファンの皆さんが心から楽しむことができないのではないか。せっかく開催するのなら一緒に思い切り楽しんでほしいというのが僕たちの思い」とし、来年夏の開催を目指す。

 既に販売されていた3万枚以上のチケットは全て払い戻し。詳細は8日に発表される。また、今年で33回目となる横浜スタジアム公演(9月5日)は予定通り行われる見通しだが、これも「イベント制限の上限解除が大前提になる」(所属事務所)という。

 きょう1日はTUBE35周年の記念日。公式サイトで中止を正式発表し、メモリアルイヤーを飾るライブを断念した苦渋の決断について、メンバー自らファンへ思いを伝える。

 ◆TUBE(チューブ)ボーカル前田亘輝(55)、ギター春畑道哉(53)、ベース角野秀行(54)、ドラムス松本玲二(54)の4人組。1985年6月デビュー。「シーズン・イン・ザ・サン」「あー夏休み」「さよならイエスタデイ」などヒット曲多数。シングル総売り上げは1200万枚、アルバム1900万枚。ライブの観客総動員数450万人以上。

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