大阪の寄席小屋「動楽亭」再開 ざこばがあいさつ「一生懸命やります」、トリは米団治「ようやくですね」

[ 2020年6月1日 15:27 ]

3月11日から休館していた寄席小屋「動楽亭」が83日ぶりに昼席を再開し、高座に上がってあいさつする桂ざこば
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 大阪・天王寺動物園前の寄席小屋「動楽亭」(大阪市西成区)の昼席が1日、83日ぶりに再開。席亭の桂ざこば(73)が冒頭にあいさつし、「皆さん、お元気でしたか?大丈夫でっか?感染して戻ってきた人、います?」と笑いを誘い「一生懸命落語やりますから、いつまでも動楽亭をよろしくお願いします」とアピールした。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「動楽亭」は3月11日から休館。15年に亡くなった桂米朝さんの命日である3月19日には「五年祭」が姫路市内の墓地で開かれたが、米朝一門による桂米朝五年祭「米朝まつり」(3月20~22日)は中止となった。

 公演再開初日は通常100人が入る所に観客を30人限定で入れ、入館時に検温を実施。マスク着用を義務づけ、座席最前列を従来より後方へずらして噺家との距離を3メートル開けた。2人の噺(はなし)家が終わった後に5分間、中入りで10分間の換気を施すなど感染防止対策に努める。米朝事務所の瀧川裕久氏は「大きな窓が4つ、小さな窓が1つあります。換気扇も6つあり、換気はしっかりできます。観客が100人以下と小規模劇場だったことで、再開できました」と説明した。また、5月29日から始まった「大阪コロナ追跡システム」QRコードを受付横に貼り付け、来場者に協力を要請した。

 開場2時間前から並んだ一番乗りは八尾市の井谷桂子さん(49)で、子どもの頃からの落語ファン。「たまたま仕事が休みで来ました。(桂)りょうばさんのファン。やっと再開ですね」と笑みを浮かべた。この日の昼席のトリは米朝事務所社長を務める桂米団治(61)。開場前には、動楽亭の門前で「ようやくですね」とホッとした顔。「子は鎹(かすがい)」を演じて、笑いを誘った。

 6月24~28日に「インターネット有料生配信」を、米朝事務所として初めて実施する。

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