【落合×東尾対談】投手と打者で大切な共通点とは 「長くしつこく、我慢」すべきポイント

[ 2023年6月16日 17:10 ]

「落合博満のオレ流チャンネル」に出演した東尾修氏(右)と握手を交わす落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が16日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「博満の部屋」の第2回目として、プロ野球歴代10位の通算251勝を挙げた東尾修氏(73)をゲストに招いて対談を行った。

 動画の中では、2人が大切にしていたポイントについて話が及んだ。「右ピッチャーは、この左肩の使い方だね。(左肩を)早く見せたらいけないから、左肩が1番大事」と東尾氏。落合氏からプレートのどこを踏んで投げていたかを聞かれると、「ずっと一塁側」と話した。その理由は「右バッターが多い時代。外に良いスライダーを放るっていうのは難しいわけよ。曲がりが大きくなったり、緩くなったりする。(一塁側なら)左肩1本で肩持っていけばいいんだから。だから、バッターの方に左肩向けてぶつけていく」と持論を展開。「それで、ちょっと腰を引かすっていうのは、1番長く持てるっていうか、長く持つっていうのは、速球派じゃないピッチャーっていうのは、1番必要」とした。

 東尾氏から「長くしつこく、我慢のし合いじゃない、バッターと」と話を向けられると、落合氏は「俺なんかオープンに構えて、左足開いちゃうから、開いても(左の)肩と膝と腰がピッチャーに向かっていってれば、大丈夫なんですよ。これが開いちゃうと負け。3点あって、どっかでもほどけちゃうと負けなんだ」と話した。

 「基本的にはピッチャーもバッターも左サイドが大事」という東尾氏の話に、落合氏もうなずいた。

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