ソフトB・今宮 雨中の延長V撃 5回に痛恨失策「チームを勝たせたかった」 さあ交流戦逆転優勝だ 

[ 2023年6月16日 05:00 ]

交流戦   ソフトバンク9―7ヤクルト ( 2023年6月15日    神宮 )

<ヤ・ソ>10回、勝ち越し適時二塁打を放ちガッツポーズする今宮(撮影・尾崎 有希)
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 ソフトバンクは15日、ヤクルトと対戦し、7―7の延長10回1死満塁で今宮健太内野手(31)が、左翼線への決勝の2点二塁打を放ち勝ち越し、雨中の今季最長4時間47分の死闘を、開幕以来の同一カード3連勝で飾った。これで延長戦は今季7戦5勝2分けの勝負強さを発揮。また5回には前日の試合で腰を痛めスタメンから外れていた近藤が、6回にはこの日1軍登録された川瀬が、ともに代打で適時打を放つなど藤本監督の代打起用も的中した。

 雨の神宮で延長戦の死闘。試合を決めたのは2番・今宮の一振りだった。7―7の10回1死満塁でヤクルトの6番手・清水のフォークを捉えて左翼線へ2点二塁打。5回に失点につながる失策を犯していた今宮は「自分のミスで点をやってしまいチームに迷惑をかけてしまった。1本打ってチームを勝たせたかった」とヒーローインタビューで語った。

 4時間47分のシーソーゲームを総力戦でものにした。序盤、ヤクルトに傾きかけた流れを止めたのが2点を追う4回の攻撃だ。無死一、二塁から代打・近藤が右前適時打。さらに今宮の右犠飛、牧原大の勝ち越し左前打などで一気に3点を挙げて逆転した。

 ヤクルトの先発・サイスニードがカウント1―0が投じた2球目の直球を強振。ファーストストライクから狙う代打の鉄則を実践した近藤は「一振りに集中した。ランナーを還すバッティングができて良かった」と振り返った。

 前日14日の同戦での左翼守備でダイビングキャッチした際に腰を痛め、今季58試合目で初めてスタメンから外れた。試合前の打撃練習は行うもベンチスタート。藤本監督は前日まで交流戦12球団トップの打率・423、同2位タイ5本塁打、同3位タイ12打点をマークしていた近藤を切り札として的中した。

 近藤が打線にもたらした「反発力」は4―6で迎えた6回にも発揮された。上林の中前適時打、左膝内側広筋筋挫傷から復帰した代打・川瀬の左前同点タイムリー、牧原大の押し出し死球で3点を奪って再逆転した。4日の広島戦で負傷した川瀬は復帰まで2~3週間の診断だったが、スピード復帰して結果を残し、「ストライクゾーンに来たら積極的にスイングを仕掛けることを考えた。その結果がいいところに飛んでくれたと思う」とうなずいた。

 8回に同点に追い付かれるも、今宮が勝負強さを発揮して価値ある勝利。チームは今季2度目の同一カード3連勝を収めた。きょう15日からは阪神との3連戦。交流戦の逆転優勝へ、いざ甲子園に乗り込む。(森 寛一)

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