いよいよ大谷の「3冠王」に現実味 本塁打は2位に3本差 打率・301はリーグ5位タイ 54打点は4位

[ 2023年6月16日 14:07 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―3レンジャーズ  ( 2023年6月15日    アーリントン )

8回に22号2ランを放ちダイヤモンドを一周する大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルス・大谷翔平投手(28)の「3冠王」が、いよいよ現実味を帯びてきた。

 敵地でのレンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。投手として自身6勝目を挙げるとともに、打ってもリーグ単独トップの22号2ランなど2打数1安打2打点と活躍した。

 絶好調の6月。大谷はこの日で打率を3割台に乗せ、リーグ5位タイの・301。リーグ1位のビシェット(ブルージェイズ)の・318へ、1分7厘差に迫った。

 打点もリーグ4位の54。トップはディバース(レッドソックス)の56で、こちらは2点差と完全に射程圏に入った。

 日本では昨季、ヤクルト・村上が史上最年少での3冠王。大リーグでは2012年にカブレラ(タイガース)が45年ぶりに達成した。
 
 大谷は投手との二刀流。投手としても好成績を残しながらの3冠王となれば、まさに空前絶後だ。

続きを表示

2023年6月16日のニュース