大谷翔平が大活躍の一方…エ軍内野けが人続出 松葉杖のウルシェラ「今は歩けないそう」レンドンは検査中

[ 2023年6月16日 13:15 ]

ア・リーグ   エンゼルス5-3レンジャーズ ( 2023年6月15日    アーリントン )

初回、左手に死球を受け悶絶するレンドン(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が15日(日本時間16日)、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。6回6安打2失点で1カ月ぶりの白星となる6勝目を挙げ、打っても第4打席に両リーグ最多タイの22号2ランを放つなど2打数1安打2四球。チームの勝利に貢献した。

 3-2の8回無死一塁。大谷が相手2番手・バークの初球、高めスライダーを強振した。打球は左中間スタンドへひとっ飛び。打った瞬間に本塁打を確信する会心の当たりは打球速度109・4マイル7(約176キロ)、打球飛距離443フィート(約135メートル)、打球角度28度の特大アーチとなった。

 6月はこれで54打数23安打、打率・426、7本塁打、16打点と絶好調。首位レンジャーズ相手に3勝1敗と勝ち越した。

 大谷が大活躍する一方で上位浮上を目指すチームには不安材料も。この日の初回1死一、二塁でレンドンは左腕に死球を受け悶絶。続くウルシェラは二ゴロを放ち、一塁ベースへ走る際に転倒し左足を負傷。レンドンは試合に出続けたが、ウルシェラは2回の守備から交代した。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス担当であるジェフ・フレッチャー記者は自身のツイッターで「レンドンは今、レントゲン検査を受けています。ウルシェラは腰を痛め、松葉杖を付いている。彼は検査を受ける予定だ」とつぶやき「ウルシェラは腰と膝、両方痛かったと語った。今は歩けないそうです。レンドンについてはまだ何も語られていない」と続けた。

 左脇腹を痛めた正遊撃手・ネトがこの日から負傷者リスト(IL)入り。けが人続出の事態となっている。

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