中日は1日で最下位逆戻り　1点差の9回に石川昂が痛恨失策　高橋宏は5回3失点で今季初黒星

セ・リーグ   中日2―6巨人 （ 2023年4月15日    バンテリンD ）

＜中・巨＞9回、坂本の打球をエラーする石川昂（撮影・椎名　航）
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　中日は15日、本拠のバンテリンドームで巨人と対戦し、2―6で敗れて3連勝はならず。1日で最下位に逆戻りした。

　先発の高橋宏斗投手が5回4安打3失点。本来の制球力は影を潜めた。2回には安打に死球、四球で無死満塁のピンチを招き、中山に、この日最速となる156キロ直球を中前にはじき返され先制を許すと、さらに投手のグリフィンに中犠飛され、2失点。4回には大城に右越えソロを浴びた。

　打線は巨人先発のグリフィンの前になかなか得点できない。4月1日の対戦では7回で1点も奪えなかった相手に対し、3点を追う5回にようやく大島の左前適時打で1点を返す。6回1死二、三塁では、2番手の鍬原から福永の右犠飛で1点差に迫った。

　1点差のまま迎えた9回の守備。2死一、二塁から坂本の三塁正面の打球を石川昂が痛恨の失策。一塁送球間に二塁走者の生還を許し、そこから3失点して試合は決まった。