大谷翔平 両リーグ通じ防御率トップ浮上 次回登板は日本時間18日午前、Rソックス・吉田と初対決へ

[ 2023年4月15日 13:07 ]

ア・リーグ   エンゼルスーレッドソックス ( 2023年4月14日    ボストン )

エンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が14日(日本時間15日)、両リーグ防御率トップに立った。

 大谷はここまで3試合に投げて2勝0敗、計19回6安打1失点(自責1)、防御率0・47。同0・00だったレイズ・ラスムセンがこの日、ブルージェイズ戦に先発も2回までに2失点(自責2)を喫して大谷がトップに浮上した。ラスムセンは結局、4回1/3を5失点(自責5)で同2・60に。また、試合前まで0・75だったカブス・スティールも同日のドジャース戦に先発して7回2失点(自責2)で1・42。大谷はトップをキープした。

 同日、大谷は敵地ボストンでのレッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。第1打席は四球で自己最長を更新する35試合連続出塁を決めるなど4打数1安打だった。

 次回登板は17日午前11時10分(日本時間18日午前0時10分開始)のレッドソックス戦。WBCでともに主軸として戦った吉田正尚との初対戦が実現する。同日はマサチューセッツ州の祝日で、ボストン・マラソンが開催されることから、異例の午前中の試合開始となる。フィル・ネビン監督は「大谷ならしっかり準備してくれるはず」と語った。

 吉田は右太腿裏の張りのため3試合連続で欠場したが、経過は良好でレッドソックスのアレックス・コーラ監督はエンゼルス戦前に「彼は今日全ての練習メニューをこなし、明日(15日=同16日)先発復帰するだろう」と述べた。

 試合前に全体練習に参加し、グラウンドでチューブトレーニング、フリー打撃では左翼守備に就いた。その後はフリー打撃に参加し、27スイング中、柵越えゼロだったが、軽めのスイングで鋭い打球を飛ばしていた。練習後に取材に応じた吉田は「日々、状態は良くなっていると思います」ときっぱり。17日(同18日)に先発予定の「投手・大谷」とのメジャー初対戦に向けては「誰もが知っているスーパースター。その中でこの舞台で、プレーできるかは分からないけど、こういう機会があるのはすごく光栄」と語った。

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