巨人・中山「何が何でも返したかった」“仲良し同級生”高橋宏撃ち 最下位巨人4戦ぶり先制

[ 2023年4月15日 14:45 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年4月15日    バンテリンD )

<中・巨>2回、中山は先制適時打を放つ(撮影・椎名 航)
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 巨人の中山礼都内野手(21)が中日戦(バンテリンD)に「8番・二塁」で先発出場。中京大中京(愛知)時代の同級生で、特に仲が良かったという相手先発右腕・高橋宏斗投手(20)から第1打席で先制の中前適時打を放った。

 0―0で迎えた2回だった。巨人打線は先頭の中田翔が中前打で出塁し、梶谷死球、大城卓四球で無死満塁。ここで打席に入った中山は初球の155キロを鋭く左翼方向へファウルした後の2球目、外角への156キロ直球を捉えて中前に運んだ。これで三走・中田翔が先制のホームイン。前夜に5年ぶりの最下位へ転落した巨人にとっては4試合ぶりとなる先制点で、さらに先発左腕・グリフィンの中犠飛でこの回もう1点を加えた。

 中山は中京大中京から2020年ドラフト3位で巨人入り。高橋宏は同年ドラフト1位で中日入りし、14年ぶりに優勝した3月の第5回WBCでは最年少の20歳で侍ジャパン入りしていた。

 中山は昨年5月14日の中日戦(東京D)に「8番・遊撃」で先発出場し、高橋宏から5回に右前打。プロ初対決は2打数1安打だった。

 ▼中山 打ったのはストレートです。先輩方がチャンスでつないでくれたので、何が何でも返したかった。しっかりと結果出てよかったです。この後もチームの勝利に貢献できるように頑張ります。

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2023年4月15日のニュース