ツインズ・前田 先発回避を説明「肘はちょっと張りがある」

[ 2023年4月15日 06:09 ]

ツインズの前田健太(AP)
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 ツインズの前田健太投手は15日(日本時間16日)に予定していた敵地でのヤンキース戦の先発登板を回避することが決まった。前田は14日、ニューヨークでの同カード前に日米メディアに対応。先発回避が決まった経緯を説明した。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――チームは今回の先発回避をどこかで行うと話していた。自身はその判断にどれだけ関わっているのか。
 「自分の今の状況もあったから、監督とかコーチに話をさせてもらって、開幕から2試合投げて、ちょっと張りも残っていたから、(休みを取るなら)今がタイミングいいんじゃないかということで」

 ――腕の疲れなのか、身体全体なのか。
 「肘がやっぱりメインではあるかな。肘はちょっと張りがある」

 ――昨日、何かをしたことが判断に繋がったのか。
 「そういうわけじゃなくて、試合で投げた後から。別に絶対に投げれないわけじゃないけど、いつもよりも(疲労が)残っているので、一回飛ばそうって話になった」

 ――もう5日休んで、万全に投げれるという自信は?
 「投げ終わってから今日で3日目。投げ終わったあと2日よりはだいぶ(疲れが)抜けているし、あと5日あれば完全にゼロになるんじゃないかなという感覚はある」

 ――普段の登板後に感じる疲労と似ているのか、また違うのか。
 「やっぱ手術前とは違うかな。手術前はすごく肘が張るとかはなかったし、手術した後っていうのは手術前とは違う張りとか、違う場所が張ったりとかっていうのはどうしても出てくるから、そこは今年投げながら慣れていくしかないのかなと思います」

 ――今年の初登板と2度目では同じような疲れがあったのか。
 「春季キャンプからシーズンに入って、久しぶりにシーズンで投げたから、思ったよりも張りが来た。それは慣れていくことだと思うし、今日の感覚もすごいよくなっているから、問題は全然ないんだけど、ちょっとスプリングトレーニングからシーズンに入って、疲れというかそういうものが今もしかしたら出たのかもしれない」

 ――監督は今シーズンのどこかでこういった休養を予測していたといっているが、自身はどうだったのか。
 「どこでとかはまったく考えてなかったけど、手術した後っていうのは、どうしても張りが出たりとか経験者の人はみんなそういう話をしていたから、自分もあり得るとは思っていたし、いきなり通常通り全開で投げるとは思っていなかったから、どこかではあるのかなとは思っていた」

 ――最後にヤンキースタジアムに来た時に故障発生したが、験担ぎは?
 「ああ、そういうことね。それはあまり考えていないかな。もしかしたら無理して投げていたら、同じようなことが起こっていたかもしれないから、投げなくてよかったのかもしれない(笑)。無理して投げていたら、もしかしたらいい状態ではなかったのかもしれない」

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2023年4月15日のニュース