シティライト岡山・稲葉虎大 5回途中で無念の負傷降板「絶対的なエースになりたい」

[ 2023年4月15日 05:33 ]

社会人野球JABA岡山大会   シティライト岡山0―4JR西日本 ( 2023年4月14日    倉敷市営 )

<シティライト岡山・JR西日本>力投するシティライト岡山・稲葉虎大
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 プロ注目の最速151キロ右腕・稲葉虎大投手(23)が無念の負傷降板となった。初回はチームに勢いを付けようと気合の3者三振斬りで、4回まで単打2本に抑える好投。しかし、5回先頭で桜井涼に甘い直球を左越えソロ。「カウントを取りにいった真っすぐが甘かった」。さらに連打で招いた無死一、二塁から打球が右足甲に直撃して降板した。

 「リーグ戦の初戦に投げさせてもらえるのは素直にうれしいですし、責任感もあった。結果が出なかったのは自分の力不足」

 岡山・関西高ではいろいろなポジションを経験したが、最後は野手。東海学園大進学後に投手へ再転向し、3年秋に150キロを計測して注目された。シティライト入社1年目の昨季は先発機会が少なかったが、競争を勝ち抜いて最速も151キロに更新した。

 巨人、阪神、楽天など多くのスカウト陣が見守る中、4回0/3を3失点。「全てにおいて自分がNo・1になるつもりでやる。絶対的エースになりたい」。アピールの機会が来ることを信じて前を向いた。

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2023年4月15日のニュース