中日・高橋宏斗は5回3失点で2勝目ならず 中京大中京の同期、中山に先制打 巨人戦は5戦未勝利

[ 2023年4月15日 15:52 ]

セ・リーグ   中日―巨人 ( 2023年4月15日    バンテリンD )

<中・巨>先制を許し、険しい表情でベンチに戻る高橋宏(撮影・椎名 航)
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 中日の高橋宏斗投手(20)が15日の巨人戦(バンテリンドーム)に先発したが、5回、90球を投げ4安打3失点で2勝目はならなかった。

 初回は2死から坂本に四球を与えたが、無安打で切り抜けた。だが2回になると、狙った球が少しずつボールとなってリズムを崩す。先頭の中田に中前打された後、梶谷に死球、大城に四球を与えて無死満塁。ここで、中京大中京でともにプレーした同学年の中山に、この日最速となる156キロ直球を中前にはじき返され先制を許すと、さらに投手のグリフィンに中犠飛され、2点を失った。この回だけで33球を要してしまった。

 3回こそ3者連続三振に打ち取ったが、4回には先頭の大城に右越えソロを浴びた。7奪三振も本来の制球力を発揮できず5四死球。5回裏の打席で代打が送られ、交代となった。

 WBCで侍ジャパンに最年少で参加し、世界一に貢献した高橋は、4月6日のヤクルト戦で今季初登板し、6回1安打1失点で勝利投手となった。中8日と十分に間隔を空けての2戦目。1軍デビューした昨年は巨人戦4試合に先発して0勝1敗。通算5試合目の巨人戦で初勝利を狙ったが、またも白星を手にできなかった。

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