12歳少年がロッテ入団 吉井監督「新しくチームメートとなる“戦力”です」

[ 2023年4月15日 13:08 ]

<千葉ロッテマリーンズ実松亮平入団式>晴れて入団会見を行い吉井監督とフォトセッションする実松亮平(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ロッテは15日、TEAMMATES(チームメッツ)事業として、国の指定難病で長期療養中の実松亮平君(12)の入団を発表した。背番号は「100」。入団会見には吉井理人監督(57)が同席し、「新しくチームメートとなる“戦力”です」と紹介。実松君は「選手たちみんなを笑顔にできる存在になりたい。まずはマウンドからキャッチャーまでボールがしっかり届くように練習します」と抱負を述べた。

 「TEAMMATES」は特定非営利活動法人Being ALIVE Japanが運営する事業で、長期治療を必要とする子供の自立支援とコミュニティの創出を支援。ロッテは社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として「TEAMMATES」事業に参画している。

 吉井監督は「地域に貢献していくことは我々の一つの使命だと思っているので積極的に関わっていきたい」とし、「うちのチームは若くておっちょこちょいなヤツばかりなので、そんな中で楽しくやってくれたら」と話した。

 実松君は2023年シーズン終了まで月1~2回、ZOZOマリンスタジアムやロッテ浦和球場でチームの一員として練習補助などの活動を行うという。

続きを表示

2023年4月15日のニュース