やっぱり秋山翔吾だ　ヒーローインタビューで真っ先に感謝「グラウンドキーパーの方々」がSNSで話題に

セ・リーグ   広島5－4ヤクルト （ 2023年4月15日    マツダ ）

ヒーローインタビューを終えた秋山はウォーターシャワーを浴び歓喜の表情　（撮影・奥　調）
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　広島の秋山翔吾外野手（34）が、15日のヤクルト戦で、自身2度目となるサヨナラ本塁打を放ち、大逆転勝ちを演出した。

　3－4と1点差を追う9回。2死一塁で、田口が投じた初球スライダーを振り抜くと、打球は左翼席へ吸い込まれる逆転サヨナラ2ランとなった。秋山のNPBでのサヨナラ本塁打は12年9月5日のソフトバンク戦以来、実に3874日ぶりで、ダイヤモンドを一周して還ってくると、ホームベース付近で戸根から持ち上げられるなどナインからもみくちゃにされた。

　歓喜の瞬間は、SNSでも「秋山さん、神試合をありがとう！！」など鯉党の投稿が続々。「こいほー」「秋山サヨ」「秋山さん」「秋山翔吾」などツイッターのトレンドワード入りする盛況ぶりだったが、秋山のヒーローインタビューで、鯉党が喜ぶ一幕もあった。それは前日から接戦を制していることを聞かれた秋山が「まずは昨日の悪天候の中、ここで試合をやれる環境をつくってくれたグラウンドキーパーの方々のおかげで、きょう皆さんが見に来れているので、よかったと思います」と、真っ先に裏方である「グラウンドキーパー」の名前を挙げたことだった。

　このインタビューには鯉党から「マジメコメントの秋山に広島流バケツの洗礼　でもグラウンドキーパーさんへの感謝を述べるとかやっぱりいい人だあ」「グラウンドキーパーの方にもお礼を言ってて、本当に真面目で良い人だよ。カープにあの秋山翔吾がいることが今でも不思議だけど、カープファンにも認められてよかったよ」「秋山さんのヒロイン、最高すぎるな……。グラウンドキーパーへの感謝も忘れないとは」「お立ち台でグラウンドキーパーの方々への感謝の言葉を述べる選手は初めて見ました。秋山偉い」などなど、秋山の人間性を評価する声が続々。ファンに愛されている理由の一つでもあった。