巨人・グリフィン 「悔しい」6回途中8K2失点で降板 来日2勝目なるか 2回には自ら来日初打点も

[ 2023年4月15日 16:25 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年4月15日    バンテリンD )

<中・巨>巨人先発・グリフィン(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(27=前ブルージェイズ)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。6回途中4安打2失点で来日2勝目となる勝利投手の権利を得て降板した。

 2回に中山の先制打と来日初打点となる自らの犠飛で幸先よく2点援護をもらったグリフィン。その裏、先頭・細川を死球で塁に出し、さらにけん制球がボークとなって無死二塁を招いた。だが、後続3人をピシャリと抑えて無失点。バッテリーを組む大城卓の2号ソロで4回に追加点をもらうと、5回に大島の適時打で1点失い、3―1となった。

 そして、6回には1死から石川昂に9球粘られて四球を与えたあとで細川に右翼線二塁打を打たれ、二、三塁とピンチを広げたところで降板。原辰徳監督(64)が自らマウンドに行って投手交代を告げた。なお、2番手右腕・鍬原が福永に右犠飛を許してグリフィンの失点は2となっている。

 投球内容は5回1/3で打者23人に対して101球を投げ、4安打2失点。8三振を奪い、与えた四死球は3つ、直球の最速は149キロだった。

 グリフィンは開幕2戦目となった1日の中日戦(東京D)で7回3安打無失点と好投して来日初登板初先発初勝利。チームに今季初勝利をもたらしたが、前回登板した8日の広島戦(マツダ)では5回途中7安打6失点(自責5)でKOされていた。

 ▼グリフィン 調子は良いとはいえない中でも、要所では良い投球ができた。イニング途中でマウンドを降りることになり悔しいよ。鍬原には苦しい状況での交代だったが助けられたよ。

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