巨人　転落から一夜で最下位脱出！　グリフィンが中日相手に2戦2勝　両リーグ最速10敗阻止

セ・リーグ   巨人6―2中日 （ 2023年4月15日    バンテリンD ）

＜中・巨＞巨人先発・グリフィン（撮影・尾崎　有希）
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　巨人が4戦ぶりの先制劇から中日相手に逃げ切り勝ち。連敗を3で止め、5年ぶりの最下位転落から一夜で脱出を果たした。両リーグ最速となる10敗到達もとりあえず阻止している。

　2回無死満塁のチャンスに相手先発右腕・高橋宏の中京大中京の同級生でもある中山が中前適時打を放って先制。先発投手グリフィンの来日初打点となる中犠飛でこの回もう1点加えると、4回には大城卓の4試合ぶりとなる2号ソロで3点リード。1点リードで迎えた9回には相手の再三のミスにも乗じて一挙3点を加えて逃げ切った。

　先発マウンドに上がった新助っ人グリフィンは6回途中まで8三振を奪い、4安打2失点と好投。1日の来日初勝利に続いて2勝目も中日からマークした。グリフィンのあとは鍬原、大江、直江の継投で、最後はセーブ機会ではない4点リードにも関わらず守護神・大勢を投入して万全を期して勝利をつかんだ。

　巨人は前夜の同戦でともに今季最多となる15安打9失点で3連敗。2018年6月9日以来5年ぶり、原政権下では12年4月25日以来11年ぶりとなる最下位に転落した。この日も敗れると、両リーグ最速で10敗に到達するピンチだった。