阪神・近本 連続試合安打ストップも前向き「すごく成長できた。また明日から新しい自分に挑戦」

[ 2022年7月7日 21:44 ]

セ・リーグ   阪神0―3広島 ( 2022年7月7日    甲子園 )

<神・広>9回1死、近本は二ゴロに倒れる (撮影・後藤 大輝)
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 阪神・近本が5月28日のロッテ戦から3カ月にまたがって続けてきた連続試合安打が「30」で止まった。試合後の近本は記録への挑戦で自分が成長したことを改めて感じたと強調した上で、神宮でのヤクルト戦から新しい自分への挑戦をすると決意を語った。る以下は一問一答。

 ――連続安打が止まった。
 「ここまでやってこれたっていうのは自分の中ではすごく成長できたというのもありますし、昨日とかたくさんの人に連絡もらったり元気もらったっていただいて、そういうところで最近はそういうのがなかったので。コロナ下で。元気を与えられたら…今日で止まってしまいましたけどこれからもヒット1本ずつ積み重ねていけるようにやりたいなと思います」

 ――成長できたという言葉。どこで感じた。
 「経験もそうですし、やったっていう結果もそうですけど。その中のメンタルだったり心構えだったり。今日せっかく僕のヒットを見るために来てくれた人もいると思うので、そこで打てなかったのは申し訳ないという気持ちですけど。特に4打席目は打席に入るときとか球場の雰囲気とか自分で自分に対するプレッシャーとかっていうので打席が楽しくて。あーこんな中で野球やれてるんだなっていうのは打席に入りながら、磯村さんとこんな野球楽しんでるんやなぁて言いながら。そこでどうやって打つかっていうのを楽しみながらやっていたので、結果的には打てなかったですけど、これっていうのは野球をやるプロ野球選手にもつながってくると思うので。そういうのは明日からでも続けられると思うので、楽しんでできたらと思います」

 ――球団ではトップタイの記録。どう受け止める。
 「これだけ長いプロ野球で名前が残るっていうのはすごく光栄に思いますし、でもやっぱそこで止まっちゃう自分なんだなっていうのは守備をしながら思ってました。そこで打てへんような人間、選手なんだなと思いながら。33試合が日本記録で大体、30か31で止まってるっていうのはそういうところなのかなと思います。ヒット1本って難しいようで簡単でもあるので。心の持ち方でもどんどん伸ばすことはできるだろうとおもいますけど。まぁあしたからつなげれると思うので、楽しくいきたいと思います」

 ――30試合は楽しかった?
 「いや、僕の中では早く終われと思ってましたけど(笑)。早く終われと思っててやりたいことができなかったので。そのバッティングの技術の成長がなかなかできなかったので、僕の中では早く終わって次のステップにって思っているので。ヒット1本出たその日の後の打席はその成長のためにやることとかで、シフトチェンジしていってたので。明日から新しい自分に挑戦できるので、楽しみです」

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2022年7月7日のニュース