巨人4連勝ならず シューメーカー初回5失点、桜井4失点…計11失点 増田陸が代打4号2ランも大敗

[ 2022年7月7日 21:16 ]

セ・リーグ   巨人3―11ヤクルト ( 2022年7月7日    東京D )

<巨・ヤ>3回途中で降板するシューメーカー(右)の奥で厳しい表情の原監督(撮影・光山 貴大)
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 巨人は先発のシューメーカーが初回に5失点するなど投手陣がヤクルトに11失点と大敗。今季7度目の2桁失点で連勝は3でストップし、5月17~19日の広島戦(宇都宮、東京D)以来となる同一カード3連勝を逃した。

 先発のシューメーカーが初回につかまった。先頭の塩見は三ゴロに打ち取ったが、続く山崎を四球で出塁させると、3番・山田から3連打で2点を失う。オスナを左飛に打ち取り2死としたが、内山壮、長岡にも連打を浴び計5失点と最悪の立ち上がりとなった。

 打線は初回にウォーカーが9試合ぶりとなる17号ソロで1点を返すと、5回には代打・増田陸が相手先発・石川の128キロ外角低めのカットボールをうまくすくい上げ、左翼席ギリギリに飛び込む4号2ランを放った。6月25日にプロ初のスタメン1番に起用され3安打した同戦(神宮)以来、9試合ぶりとなる一発に22歳の元気印は「追い込まれていたので食らいついていきました。カットボールに少し崩されましたけれど芯で捉えることができました。スタンドに届くと思っていなかったのでホームランになって本当にうれしいです」と振り返った。

 先発シューメーカーが2回1/3を5失点で降板すると、2番手・戸根は4回に塩見にソロを浴び1失点。6回から登板した3番手・桜井は押し出しを含む3四球でこの回2点を失い、イニングまたぎとなった7回は先頭に死球を与えた後、連続二塁打されて2失点と計4失点。9回にも5番手・赤星が1失点するなど投手陣が崩れ4連勝はならなかった。

 ▼ウォーカー 先制されていたのでまずは出塁することを考えていたよ。ストライクゾーンに来たボールを積極的にいこうと思っていた。インサイドのカットボールだったけれど自分のスイングでしっかりと捉えることができて良かったよ。

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