ヤクルト連敗止めた! 42歳石川が5回3失点で5勝目&歴代10位タイの巨人戦通算33勝目

[ 2022年7月7日 21:16 ]

セ・リーグ   ヤクルト11―3巨人 ( 2022年7月7日    東京D )

<巨・ヤ>4回を投げ終えた石川は野手を称える(撮影・村上 大輔)
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 リーグ首位を快走するヤクルトは7日、2位・巨人に11―3と快勝。連敗を2で止め、巨人とのゲーム差を再び12・5に広げ優勝へのマジックを「50」に減らした。先発の石川雅規投手(42)は5回7安打3失点の力投で5勝目。歴代10位タイの記録となる巨人戦通算33勝目(30敗)を挙げた。

 打線は初回、1死一塁から山田が右翼線へ先制適時二塁打を放つなど5安打の“集中打”で相手先発シューメーカーからいきなり5点を挙げた。

 大量援護を受けた石川は初回、ウォーカーに17号ソロを浴びるも追加点は与えず。変化球を主体とした緩急をつけたピッチングで2、3、4回と3イニング連続無失点に封じた。しかし5回、無死一塁から代打・増田陸に4号2ランを被弾。この回を投げ終え降板となり、打者22人に対し84球、被安打7、被本塁打2、奪三振5、与四球1の3失点という内容だった。

 それでも打線は4回に塩見が12号ソロを放つと、6回は村上の押し出し四球など2点を追加。7回には無死二、三塁から丸山がセンターフェンス直撃の2点適時二塁打を打つなどリード広げ、終わって見れば2ケタ得点の快勝。

 石川は川口和久(広島)と並び歴代10位タイの巨人戦33勝目をマーク。“球団記録”である松岡弘の巨人戦最多34勝まであと1とし、通算勝利数も歴代33位の西口文也(西武)に並ぶ182勝目を挙げた。

【対巨人戦勝利数トップ10】
1位・金田正一(国鉄)65勝
2位・平松政次(大洋)51勝
3位・山本昌(中日)43勝
4位・村山実(阪神)39勝
5位・杉下茂(中日)38勝
6位・江夏豊(阪神、広島)35勝
6位・星野仙一(中日)35勝
8位・安仁屋宗八(広島、阪神)34勝
8位・松岡弘(ヤクルト)34勝
10位・川口和久(広島)33勝
10位・石川雅規(ヤクルト)33勝

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