大谷翔平 二盗成功で今季10盗塁!打っては勝ち越し2点適時打、投げては7回1失点で8勝目

[ 2022年7月7日 10:00 ]

インターリーグ   エンゼルス5―2マーリンズ ( 2022年7月6日    マイアミ )

6日のマーリンズ戦5回2死満塁、大谷は左前に勝ち越し2点適時打を放ち、ベンチに向かって吠える(撮影・篠原 岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は6日(日本時間7日)、敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で今季14度目の投打同時出場。7回100球を投げ2安打1失点、3試合連続2ケタ三振となる10三振を奪い8勝目をマークし自身は5連勝。打っては5回の第3打席で勝ち越し2点適時打を放ち、今季10盗塁目となる二盗にも成功してチームの勝利に貢献した。エ軍は5―2で勝ち、連敗を4でストップした。

 初回2死の第1打席はマ軍の先発左腕ロジャースと対戦し見逃し三振、4回無死の第2打席は三ゴロだったが、同点の5回2死満塁の第3打席、2ボール2ストライクから外角球直球を逆らわずに左前にはじき返す勝ち越しの左前2点適時打だ。右腕ナンスと対戦した7回1死一塁の第4打席は四球で出塁し、重盗を成功させて今季10盗塁。2試合連続の盗塁で、今季10個目となった。左腕ブライヤーと対戦した9回1死の第5打席は左飛だった。

 投げては、立ち上がりの初回は先頭のバーティは遊ゴロ失、続くウェンドルに右翼線二塁打されて無死二、三塁。クーパーに右犠飛されて先制点を許し、連続イニング無失点は21回2/3でストップした。なおも1死三塁とピンチが続いたが、アギラを空振り三振、ガルシアを中飛に打ち取って追加点は許さなかった。2回は1死から四球と安打で一、二塁としたが、後続を抑えて無失点。3、4、5回はいずれも2三振を奪い3者凡退、6回は1三振を奪って3者凡退に抑えた。7回は2四球で2死一、二塁としたが、代打・フォーテスを空振り三振に仕留め、この回で降板した。

 前回登板の6月29日(同30日)のホワイトソックス戦では「3番・投手兼DH」で先発。5回2/3を投げ11三振を奪い5安打無失点で、連続イニング無失点を21回2/3に伸ばして7勝目を挙げた。打っては3打数無安打1四球だった。

 28歳の誕生日だった前日5日(同6日)のマーリンズ戦では「3番・DH」で3打数無安打1四球で1盗塁。この日の試合前までの通算成績は、投手は13試合で7勝4敗、防御率2・68、打者は79試合で297打数77安打、打率・259、18本塁打、51打点、9盗塁となっていた。

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