阪神・桐敷、プロ初勝利お預けも「前回抹消されたときと比べて成長」一旦抹消へ

[ 2022年7月7日 21:36 ]

セ・リーグ   阪神0―3広島 ( 2022年7月7日    甲子園 )

<神・広>力投する桐敷(撮影・平嶋 理子)
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 4月14日の中日戦以来の登板となった阪神ドラフト3位・桐敷は、5回4安打1失点で3敗目。打線の援護なくプロ初勝利こそ逃したが、プロ入り後初の甲子園での先発で試合をつくった。

 「緊張は多少ありましたけど、楽しく投げられたかなと。オープン戦とはまた違う雰囲気を味わえたなと思います」

 初回先頭の堂林をこの日最速の148キロ直球で3球三振。140キロ台後半の直球には威力があり、多彩な変化球も交えて相手に的を絞らせなかった。「自分のフォームの感覚も球速も合っていた」。2回先頭のマクブルームに2ボールから左中間へ一発を浴び、これが決勝点。「入りから無駄球2球だった。そこから失点だったので、そこは本当にもったいない」と悔やみつつ、「ホームランは打たれましたけど、前回抹消されたときと比べて成長というか、そういうピッチングはできた」と手応えも得たマウンドとなった。

 矢野監督も「球の強さがだいぶ出てきたかなと。そこらへんはファームでやってきたことがしっかりやれたかなと思う」と評価。次回登板については「1回抹消する」とした。

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2022年7月7日のニュース