日本ハム・清宮「手応え良かった」一発で2桁本塁打に王手

[ 2022年7月7日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4―5ロッテ ( 2022年7月6日    ZOZOマリン )

<ロ・日>3回、先頭の清宮が同点ソロ(撮影・長久保 豊) 
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 完璧だった。狙いはバッチリ、手応えも十分。1点差の悔しい敗戦でも、日本ハム・清宮が確かな「明日への光」を放った。

 「手応え、良かったっス。真っすぐをしっかりと打ち返したいというのがあって、一発で捉えられた」

 1点を追う3回。先頭打者で、2ボールから真ん中の146キロ直球を打ち返した。打った瞬間、それと分かる9号ソロ。それもロッテの左腕・ロメロからの一発で、自身初の2桁本塁打に王手をかけた。これには新庄監督も「ね、良かったですね。左投手で。ロメロくんは真っすぐとスライダーだけ。2分の1でヤマを張れる。タイミングはバッチリでした」と絶賛だ。

 5回にも先頭打者でロメロの直球を右翼線二塁打。ただ、1点を追う9回1死二塁で益田のシンカーを捉えきれず中飛に倒れて「今日はそこっす。打ち損じた。めちゃくちゃ悔しい」と言った。打った喜びよりも負けた悔しさ。清宮の成長はそこにある。10号へ向けてこう言った。「勝つための打撃を心掛けているので、その結果として10号とか残るのはいいこと」。区切りの2桁弾は、必ず勝ち試合で打つつもりだ。

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2022年7月7日のニュース