ソフトバンク、森の緊急昇格が流動的に　1軍の活動休止で

ソフトバンク・森

　森の招集時期も1軍の活動休止で流動的になってきた。ソフトバンクは28日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となったロッテ戦に向け、ペイペイドームで投手練習を行っていた。嘉弥真、藤井の主力中継ぎ投手が陽性判定を受け自主隔離中。手薄となったブルペンの補強のため、森山投手コーチは「チーム状況を考えて、実績がある人を戻そうと思ってます」と、森をロッテ戦で緊急昇格させ中継ぎで使う意向を示していた。

　4月17日に登録を抹消され無期限調整中の右腕の調子は万全ではない。1軍と違って2軍は予定通り活動を継続する。そのため、1軍の日程が固まるまで森がウエスタン・リーグなどで完全復調を目指して調整登板する可能性がある。

　先発ローテーションも29日が石川、7月1日からの西武3連戦が東浜、大関、レイの予定だった。同5日の楽天戦が石川、同7日は千賀が登板予定だったが、西武戦の実施も不透明なだけに、こちらも再編が考えられる。