ブルージェイズ・ゲレロ 2年連続でホームランダービーに出場せず 左手首を心配してのもの

[ 2022年6月29日 08:42 ]

ブルージェイズのゲレロ(AP)
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 ブルージェイズの主砲ウラジーミル・ゲレロ(23)が7月のオールスターゲームのホームランダービーへの招待を断ったことが明らかになった。スポーツネットのシャイ・デビディ記者が28日(日本時間29日)に報じた。

 5月29日のエンゼルス戦、ゲレロは左手首の痛みでスタメンを外れたが、ダービーに出場することで痛みが再発することを恐れたもの。

 19年、新人でダービーに出たゲレロはメッツのピート・アロンソに決勝ラウンドで敗れたものの、ダービー記録となる合計91本の本塁打を放ち、リーグを代表するパワーヒッターであることを証明した。しかしながら1年前は、後半戦を控え、疲れが残らないようにと不参加。今回も出ないと決めた。

 「今は、手首は良い状態だけど、気を付けないといけない。ホームランダービーではすごくたくさんバットを振るからね。また手首を痛めるようなことは避けたい。自分の役割はチームの勝利に貢献すること。リスクは取りたくない」と語った。

 マイナーリーグ時代から手首に問題があったそうで「ボール球に手を出したり、ひどいスイングをしたときに痛めた」と明かす。そこで最近はけがをした箇所が再び痛まないように、普段からエクササイズを心掛け、治療を受けている。「手首はこれからの選手生活を通してずっと気を付けていかなければならない箇所になると思っている」と説明していた。

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2022年6月29日のニュース