ヤンキースが75戦55勝　メジャー再昇格のシアーズが3勝目　デビューから12回2/3を無失点

無失点で今季3勝目を挙げたヤンキースの先発シアーズ（AP）
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　ア・リーグ東地区で首位を走るヤンキースは28日、地元ニューヨークでアスレチックスを2―1で下して3連勝。今季の成績は55勝20敗となった。6月は21勝5敗。開幕から75戦で55勝以上を記録したのは2001年のマリナーズ（56勝19敗）以来となった。

　3Aスクラントン・ウィルクスバーリから再昇格して先発した新人左腕のJP・シアーズ（26＝180センチ、77キロ）は、5回2/3を3安打、無失点に抑え、今季の登板数が4回（先発とリリーフ各2回）ながら3勝目。4月13日のブルージェイズ戦でリリーフとしてメジャー初登板を果たして以来、この日を含めて12回2/3でまだ1点も失っていない。

　2017年のドラフトで11巡目にマリナーズに指名されたシアーズは同年11月にヤンキーズにトレードされたが、昨季まではマイナー暮らしが続いていた。

　背番号は92。これはヤンキースの先発投手としては、アルフレド・アセベド（2008年から計4シーズン在籍）の91番を超える最大の背番号となっている。

　リーグ全体で最低勝率となっているアスレチックスは25勝51敗。ヤンキースとは対照的に6月は5勝19敗と苦しんでいる。