日本ハム・新庄監督 吉田は今後中継ぎ起用へ「自分のサバイブを見つけていかないといけない時期」

[ 2022年6月29日 22:16 ]

パ・リーグ   西武6―2日本ハム ( 2022年6月29日    ベルーナD )

<西・日>汗を飛ばして力投する日本ハム先発・吉田(撮影・沢田 明徳)
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 今季4度目の先発となった日本ハム・吉田は3回4安打3失点で降。腰の違和感を訴えた加藤の代役として登板3日前に先発が決定したが、プロ1年目の19年以来の先発白星はならなかった。

 初回は無死二、三塁から森に2点適時打を許し、3回も2死三塁から森に適時二塁打を浴びてこの回で降板。序盤から制球を乱し「毎回のように先頭バッターを出してしまい、それが失点につながってしまったと思います。変化球がなかなか決まらず、カウントが悪くなったところを打たれてしまいました」と反省した。

 新庄監督は3回で2四球を与えた右腕について「四球は余計ですね。四球はできたら減らしてほしい」と注文。さらに今後の起用法については「この後の先発は今は考えていない。中継ぎでいく方が、投球のダイナミックさというか、勢いはありますよね。今日はその感じで1回からやってほしかった」と話した。

 さらに吉田がプロで生き残る道筋についても、指揮官は「今日の投球だったら打たせて取らないといけないような配球の工夫はしてほしかったかな。中継ぎの時は、勢いでファウルを打たせてからのフォークとかポップフライ。これから自分のサバイブを見つけていかないといけない時期かなと思います」と話した。

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2022年6月29日のニュース