楽天は“天敵”オリ・田嶋をまたしても攻略できず 逆転負けで3位・西武に1・5ゲーム差に迫られる

[ 2022年6月29日 21:55 ]

パ・リーグ   オリックス6―1楽天 ( 2022年6月29日    ほっともっと神戸 )

<オ・楽>8回の攻撃を終え、交代を告げる石井監督 (撮影・後藤 大輝)
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 楽天がまたしても「天敵」にやられた。敵地で2連勝を狙ったが、相手先発・田嶋を攻略しきれなかった。

 0―0の2回、兵庫県出身の小深田が2死一塁から右翼線への適時二塁打を放って先制。神戸国際大付や近大時代に何度も試合したほっともっと神戸で初打点を挙げ、応援に駆けつけた高校時代の同級生らに勇姿を届けた。先取点を奪ったものの、その後が続かなかった。3回以降は安打を放っても得点を奪えず。9安打を浴びせてわずか1得点に終わった。

 先発・岸も精細を欠いた。1点リードの4回に吉田正に逆転2ランを浴びると、5回も3失点。4回1/3で今季自己ワーストの5失点で3敗目を喫し「チームに申し訳ない」とコメントした。

 楽天が最後に田嶋に勝ったのは20年10月22日(楽天生命パーク)で、その後は10戦で0勝4敗と苦手にしている。今季も4試合で防御率1・00に抑えられており「あと一押しができなかった」と石井監督。チームは首位・ソフトバンクとの差が1ゲームに広がり、3位の西武には1・5ゲーム差に迫られた。

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2022年6月29日のニュース