DeNA・三浦監督「非情采配」2失策の楠本代え3回に代打の桑原が同点二塁打

[ 2022年6月29日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA6―2阪神 ( 2022年6月28日    横浜 )

<D・神>3回、代打・桑原は同点の2点適時二塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 DeNA・三浦監督の非情采配が快勝を手繰り寄せた。0―2の3回2死二、三塁で、楠本に代打・桑原を告げた。「(楠本は)エラーを2つも、同じことを2回繰り返した。試合に出たい選手はいっぱいいる。迷いはなかった。桑原は食らいついてくれた」と三浦監督は明かし、桑原が同点の2点中越え二塁打で期待に応えた。流れは変わり、6―2で逆転勝ちを飾った。

 「2番・右翼」で先発した楠本は3回までに2失策を犯し、無駄な進塁を許していた。初回無死二塁は島田の安打をファンブル。三塁で一度止まった二塁走者中野が再び走り出し、先制点を許した。

 外野争いは佐野、蝦名、楠本、桑原、大田に加え、この日は4月に右肘手術のオースティンがイースタン・リーグ西武戦で手術後初実戦に臨み、3打数2安打2打点1本塁打。7月中旬の1軍昇格も見込める。チーム内の緊張感を指揮官のタクトがより高め、連敗を3で止めた。「(楠本は)隙を見せている。隙を見せたら相手にやられる」。5位からの浮上へ、三浦監督が語気を強めた。(大木 穂高)

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