ロッテ・朗希 月間奪三振率、54年ぶり江夏超え濃厚!現在16.56

[ 2022年4月19日 05:30 ]

◇月間奪三振率10傑◇
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 10日のオリックス戦での完全試合に続き、17日の日本ハム戦でも8回完全投球を披露した佐々木朗(ロ)。17イニング連続無安打の快挙を達成し、次戦でどこまで伸ばすか、期待が高まる。また、今季は4試合全てで10奪三振以上。シーズン初登板から5試合連続の2桁奪三振となれば91年野茂英雄(近鉄)の開幕6試合に次ぎ、10年ダルビッシュ有(日)に並ぶ。

 今季奪った三振も両リーグ断トツの56(2位はソフトバンク・千賀の31)。今月だけでも46を奪い、月間50奪三振はもちろん、60の大台まで見えてきた。50奪三振は20年9月に千賀(50奪三振)が達成しているが、60奪三振となると71年9月の鈴木啓示(近鉄=61奪三振)が最後で、到達すれば51年ぶりだ。

 当然ながら、4月の奪三振率も高く、ここまで16.56(25イニングで46奪三振)。目前に迫った月間50奪三振以上(両リーグで延べ197人が達成)を基準にした月間奪三振率ランクを出すと、トップは68年6月の江夏豊(神)の13.83(54イニングで83奪三振)。50に達すれば、江夏の記録を更新する可能性が高い。次回は24日のオリックス戦に先発予定の佐々木朗。継続中の大記録とともに、2つの月間記録にも目を向けたい。(記録課・志賀 喜幸)

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