巨人・坂本勇人が東京ドーム最多970安打 先制弾&左前打で阿部慎之助の記録を一気に超える

[ 2022年4月19日 19:21 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年4月19日    東京D )

<巨・広>3回、先制ソロを放つ坂本(投手・九里)(撮影・会津 智海)
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 巨人・坂本勇人内野手(33)が19日の広島戦(東京D)の5回無死、左前打を放ち、本拠・東京ドームでの通算安打数を970とした。2019年限りで引退し、現在は作戦兼ディフェンスチーフコーチを務める阿部慎之助(巨人)の持つ同球場最多安打記録を超えた。

 坂本は0―0で迎えた3回無死の第2打席。広島先発・九里の高め143キロ直球をとらえ、左中間スタンドへ3号先制ソロを放った。「一振りで仕留めることができて良かったです」と話す特大弾で東京ドーム最多安打記録に並ぶと、次打席で記録を塗り替えた。

 坂本は9日のヤクルト戦(東京D)で初回に左翼線二塁打を放ち、通算2131安打。これが東京ドームでの968安打目で、阿部の記録に王手をかけた。だが、翌10日の同戦は2三振1併殺打の4打数無安打に終わってタイ記録達成はお預け。その後、沖縄・那覇、甲子園と遠征が続き、通算2138安打として10日ぶりに戻ってきたホームでの達成となった。

 なお、坂本は高卒2年目の2008年4月1日に行われた中日戦の2回に中田賢一から右翼線二塁打を放ち、東京ドーム初安打をマークしている。

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