巨人・原監督 新人・大勢に愛情あふれるアドバイス 「すごい選手であることは否定しないが…」

[ 2022年4月19日 21:44 ]

セ・リーグ   巨人3―1広島 ( 2022年4月19日    東京D )

<巨・広>広島に勝利しスタンドに手を振り引き揚げる原監督(撮影・会津 智海)
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 巨人・原辰徳監督(63)が新人としては史上初の4月中に10セーブをマークした大勢に、愛情あふれるアドバイスを送った。

 9回から先発・戸郷の後を受け、2番手として登板。確実に3者凡退で試合を締めくくった新人右腕を手放しでほめたたえるかと思いきや「まあまあ、まだまだ彼はスタートしたばかりですから。あまり、何て言うかな、すごいことではあるけれどもね」と淡々。そのうえで「まだまだスタートしたばかりという気持ちで、ひたむきにやることが非常に大事なことだと思いますね」と言葉を送った。

 すでに守護神としてゆるぎない存在感を放っているが、過度の重圧をかけないための指揮官の配慮。チームの屋台骨を背負い、長く活躍してもらうためことも望んでいる。「すごい選手であるということは当然、我々もそれを否定するわけではない」としながらも「ただ、やっぱりこの世界で長くという点においては。そういう気持ちはとても重要なことだと思いますね」と今後のさらなる成長を願っていた。

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