エンゼルス・大谷 新グラブは異例の外野手仕様 「指カバー」なくした珍しいモデル

[ 2022年4月19日 02:30 ]

今季はウェブが4本の外野手仕様のグラブを使用しているエンゼルス・大谷
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 エンゼルス・大谷の今季使用グラブはウェブ(網部分)が4本の外野手仕様だ。さらに「指カバー」をなくし、少しでも球種を打者から見えづらくしたい投手としては、珍しいモデルになった。

 アドバイザリー契約するアシックス社の企画担当・沢野善尋氏は「外野手用に使っていただく予定だったが、キャンプで気に入り“投手用として使いたい”とリクエストがあった」と説明する。さらに、左手小指と薬指をそろえて一つの指穴に入れる「2本入れ構造」に変更。手首がよりグラブ内に入り、ポケットを深く使えるなど操作性が向上した。

 同氏によれば「指カバー」なしは、大谷本人の感覚的な判断から採用に至ったという。昨季モデルと比べ5ミリ長くするなど、細部にこだわった。唯一無二の二刀流。「投手用グラブ」もこれまでの常識を覆し、メジャー5年目のマウンドに立っている。

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2022年4月19日のニュース