日本生命の新人・藤本が3安打1打点で貢献。3戦全勝で決勝トーナメントへ

[ 2022年4月19日 16:41 ]

社会人野球・第44回JABA日立市長杯選抜野球大会   日本生命8―3ジェイプロジェクト ( 2022年4月19日    ひたちなか市民球場 )

3安打1打点と活躍した日本生命の新人・藤本
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 日本生命は新人・藤本舜(中部学院大)が3安打1打点の活躍を見せ、ジェイプロジェクトに快勝。3戦全勝で決勝トーナメントに駒を進めた。

 「1点勝ち越して、なおもチャンスの場面でしたので何とかランナーを還そうと、と。センターへ打つことを心がけているので、良いバッティングができたと思います」

 1番抜てきに、結果で応えた。1点を勝ち越した4回は、なおも2死一、二塁。フルカウントからの7球目、外角直球をライナーで中前へはじき返した。二塁から田口拓海を生還させる4点目のタイムリー。初回はプレーボール直後の初球をとらえる左翼線二塁打で先制点を呼ぶなど、16安打8得点の口火を切った。

 50メートル走は5秒8を誇り、チーム内ではナンバーワンの脚力を誇る。1メートル74と大柄でないが、左打席から繰り出されるパンチ力も十分。中部学院大4年秋には、明治神宮大会の神奈川大戦で7回に右越えソロを放った。

 日本生命へ入社後には始動を早めることで、もう一つの打撃の持ち味である確実性を高めることにも腐心してきた。第1ストライクから、どんどんスイングする積極性も魅力。1番打者としてレギュラーをつかみ取れば、打線が活気づくのは間違いない。

 「チームとして勝ちを意識している。勝利に貢献できるよう精いっぱいプレーします」

 あす20日の決勝トーナメントを控え、期待のルーキーが必勝を誓った。 

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2022年4月19日のニュース