巨人・大勢 前人未到の4月新人10セーブ 「日本一になるために、しっかり結果を残すことが目標」

[ 2022年4月19日 21:31 ]

セ・リーグ   巨人3―1広島 ( 2022年4月19日    東京D )

<巨・広>インタビューを終え笑顔でポーズを決める大勢(左)と戸郷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人・大勢投手(22)が19日の広島戦(東京D)で3-1の9回から2番手として登板し、10セーブ目を記録した。4月中に10セーブに到達するのは新人では史上初の快挙となった。

 アクセル全開でマウンドへと向かった。「(ベンチ)裏で戸郷が投げている姿を見ていて、しっかり勝ちを付けられる投球をしようと思って投げました」。先発・戸郷の後を受けて登板すると、先頭の坂倉を154キロ直球で一ゴロ。続く会沢はこの日最速の155キロで投ゴロ、最後は大盛を154キロで二ゴロに仕留めた。三振こそなかったが、危なげない投球で3者凡退に抑えた。

 21試合目での10セーブ到達は13年の西村健太朗を抜いて、球団最速。この日で5試合連続無失点と安定感あふれる投球でチームの首位浮上に貢献した。お立ち台では「開幕する前から自分の中で日本一になるために、一戦一戦、しっかり結果を残していくことを目標にゲーム入っていった。こういう結果につながっていることが、うれしいです」と笑顔をみせていた。

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