レッドソックス・沢村 第3の球種スライダー有効、今季使用率26・7%

[ 2022年4月19日 07:58 ]

ツインズ戦に登板した沢村(AP)
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 レッドソックスの沢村拓一投手(34)が18日(日本時間19日)ボストンでのツインズ戦、8回2-7、1死二、三塁の場面で4番手で登板。2番コレアへの2球目スプリットがワイルドピッチとなり追加点を許したが、2-2から外角低めに曲がりの大きい84・6マイル(約136キロ)のスライダーで空振り三振。9回は3番ウルシェラを0-2と追い込みながらスプリットを右前打とされたが、4番ケプラーは直球で遊ゴロ、5番サンチェスも直球で一邪飛、6番ラーナックはスプリットで左邪飛に抑えた。

 球数は22球、うちスライダーが7球。打者は4度バットを振ってきたが、3度はファール、一度は空振り。2度初球に使い、ともに見逃しストライクを取っている。直球とスプリットが主要な武器の沢村だが、第3の球種としてスライダーが有効になっている。昨季は使用率は全体の15・2%だったが、今季は26・7%と上昇している。

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2022年4月19日のニュース