カブス・誠也 週間MVP初受賞 指揮官も納得「本当に安定した選手」

[ 2022年4月19日 07:11 ]

カブスの鈴木誠也(AP)
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 米大リーグ機構は18日(日本時間19日)、週間MVPを発表し、ナ・リーグでカブスの鈴木誠也外野手(27)が初受賞を果たした。日本選手が新人で4月に選ばれたのは18年のエンゼルス・大谷翔平以来2人目。ともに4月第2週の選出となった。

 鈴木は11日(同12日)から17日(同18日)の6試合に出場し、打率・412、3本塁打、5打点、5四球(2敬遠)の成績。試合前、鈴木は米メディアから「相手投手のデータをどのように見ているのか」と問われ「僕は見ていない」と通訳を介し答え、笑いを誘った。

 デービッド・ロス監督は「とても印象的だった。フィールドの全方向へ打ち、多くの四球を選び、素晴らしい守備に勝負強い打撃を見せる。本当に安定した選手だ」と褒め称えた。

 日本人選手の最多受賞はイチロー(マリナーズなど)の5度、初受賞は95年6月の野茂英雄(ドジャース)。ア・リーグはガーディアンズのホゼ・ラミレスが打率・478、2本塁打、11打点を記録し選ばれた。

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2022年4月19日のニュース