パナソニック“鳥谷魂”で決勝T進出 3月コーチ就任の鳥谷氏が見守る中、三宅が決勝適時二塁打

[ 2022年4月19日 05:30 ]

社会人野球・岡山大会   パナソニック10ー4四国銀行 ( 2022年4月18日    倉敷マスカット )

<四国銀行・パナソニック>4回無死一、二塁、中前打を放ち好機を広げたパナソニック・三宅
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 2球場で予選リーグ5試合が行われた。Bブロックのパナソニックは3月5日にコーチに就任した元阪神、ロッテの鳥谷敬氏(40)が見守る前で大勝し、3戦全勝。前日までに進出を決めていたトヨタ自動車、Honda熊本、この日に決めたシティライト岡山とともに決勝トーナメントへ駒を進めた。

 「名球会打者」の眼前で打線が機能した。10得点と打ち勝ったパナソニックが、決勝トーナメント進出を決めた。「8番・右翼」で先発した三宅浩史郎が3回無死一塁で決勝中越え適時二塁打など、チーム最多タイ3安打と打線をけん引。8回には打者11人の猛攻で6点を加えた。

 この日は3月にコーチに就任した鳥谷敬氏が公式戦を初視察し、ネット裏から「練習でやっていることがどこまで出せるか試合の中で見させてもらっています」と熱視線を送った。鳥谷氏の指導を結果に結び付けた三宅は「足首、膝、肩甲骨を意識して(打席での)タイミングを取ることを教えていただきました。前の2試合では自分のスイングができていなかったので結果につながって良かった」と胸をなで下ろした。

 「野球は確率のスポーツ。打席に立って(相手に)かけられるプレッシャーや確率を上げていくための話はするようにしています」と鳥谷氏。名門チームに引き続き「イズム」を浸透させていく。

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2022年4月19日のニュース