ヤクルト・金久保 日本シリーズの切り札だ!CSファイナルS緊急事態で好救援

[ 2021年11月15日 05:30 ]

キャッチボールをする金久保(撮影・篠原岳夫)
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 ヤクルト・金久保が20日に開幕する日本シリーズの「ジョーカー役」に指名された。投手陣の神宮外苑での調整を見守った伊藤投手コーチは12日のCSファイナルS第3戦で負傷降板した原の後を受けて好投した右腕について「(原が)どこまで回復しているか分からない。状態による」と先発も含め柔軟に起用する方針を示した。

 原は2回1死で右手に打球が直撃して降板。緊急登板した金久保が5回まで3回2/3を1失点の好投を披露し勝利を呼び込んだ。開幕当初はローテーションの一角を担い、今季4勝を挙げた4年目右腕は「緊急登板でしたが焦ることなく投げられた」と語っていた。

 14日、金久保は奥川や小川ら先発陣とともに汗を流した。求められる役割をこなすため、準備を整える。(青森 正宣)

 ≪高橋を第2戦に≫21日の第2戦の先発は高橋が濃厚だ。11日のファイナルS第2戦では巨人を相手に6回2安打無失点の快投で、CS初登板で初勝利。高津監督が「シーズン中、ヤス(奥川)の次に奎二(高橋)を投げさせて、高めさせるのはよくやってきた」と切磋琢磨(せっさたくま)させてきた若手の両腕。初戦先発が決定的な奥川とともにオリックス打線を封じる。

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2021年11月15日のニュース