10月度月間バッテリー賞 セは阪神・遥人&坂本 パはオリックス・山本&若月

[ 2021年11月15日 17:00 ]

阪神の高橋遥人投手、坂本誠志郎捕手(上)とオリックスの山本由伸投手、若月健矢捕手
Photo By スポニチ

 「2021プロ野球最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」の10月度月間賞(対象は9月27~11月1日)が15日、発表され、セ・リーグは阪神の高橋遥人投手(26)と坂本誠志郎捕手(28)が受賞した。パはオリックスの山本由伸投手(23)と若月健矢捕手(26)が3カ月連続で受賞。スポーツニッポン新聞社が制定するプロ野球最優秀バッテリー賞は、昨年からDAZNを特別協賛に迎え「月間賞」を新設した。

 阪神・高橋は、梅野とのコンビで受賞した9月度に続く2カ月連続の選出。「捕手のみなさんに引き出していただいて、いい投球ができたと思います」と感謝した上で「ですが自身、今シーズンはほとんど投げていないので、来シーズンはもっとチームに貢献できるように頑張ります」と決意を新たにもした。10月21日の中日戦は打者24人で8回零封など高橋と組んだ2試合を計15回無失点に抑えた坂本は「遥人のおかげでいただくことができた賞。来年からは1人でも多くの投手とバッテリーとしての賞をいただけるように、そして“坂本のおかげで”と投手からもチームからも言ってもらえるようにやっていきたいと思います」と喜んだ。

 パのオリックス・山本は10月も4戦3勝、2完封という圧巻の内容。「チームが優勝争いをしていましたし、1試合1試合の重みをとても感じて、できたことも、今後につながるいい経験になったと思います。若月さんはもちろん、たくさんの方に支えてもらった結果です」と、こうべを垂れた。球団記録を更新する15連勝でレギュラーシーズンを終えた右腕に対し、相棒の若月も「シーズン終盤の負けられない試合も由伸はベストピッチを続けていたので、本当にさすがだなと思いました」とたたえた。

続きを表示

2021年11月15日のニュース