大谷翔平 対戦して最も印象に残った選手は… 後半戦の四球攻めには「おそらく来年はそうならない」

[ 2021年11月15日 10:24 ]

会見する大谷(撮影・尾崎 有希)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が15日、東京・日本記者クラブで会見した。

 グレーのスーツ姿で出席した大谷は、2017年11月、2018年11月以来3年ぶり3度目の日本記者クラブでの会見に臨んだ。

 最も印象に残った投手、打者を聞かれ「オールスターで対戦したシャーザー投手。若い時から見ていて、いつか(打席に)立ってみたい投手と思っていた。印象に残っている打者はどの打者も素晴らしいし、ゲレロ選手、ペレス選手、この一人というのは難しいかなと思います」と述べた。

 また、球宴後に不振や四球攻めが多かったことについて「(原因が)これ1つということはない。トータルで見て、攻め方厳しくなったりとか、チームとして主軸が怪我で離脱しているので、おそらく来年はそうならない。僕以上に良い打者が並ぶと思うので、なったとしても経験踏まえて冷静に自分の仕事をすれば良い成績が残せると思っています」と話した。

 今オフは「7冠」を獲得。ここまで専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門最優秀選手、7年ぶりの選出となったコミッショナー特別表彰、老舗スポーツメディア「スポーティング・ニューズ」の年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、ア・リーグ最優秀野手、シルバー・スラッガー賞(DH部門)を受賞している。

 今後はMVP、エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者)、などを受賞する可能性がある。その他にも全国紙USAトゥデー、CBS、FOXなどのテレビ局など、米国の各メディアが選出するMVPにも輝くことが濃厚。合計受賞数は2桁に達することは確実。MVPは18日(日本時間19日)に発表される。

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