大谷翔平 べーブ・ルースとの比較「光栄」 来季追い求めるのは数字「どれくらい試合に…」

[ 2021年11月15日 11:15 ]

会見を終えて引き揚げる大谷(撮影・尾崎 有希)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が15日、東京・日本記者クラブで会見した。

 グレーのスーツ姿で出席した大谷は、2017年11月、2018年11月以来3年ぶり3度目の日本記者クラブでの会見に臨んだ。

 「野球の神様」と呼ばれるベーブ・ルース以来となる本格的な二刀流で活躍した今季。ベーブ・ルースと比較されることも多かったが、そのべーブルースについて「比較していただけるだけで光栄」とし「数字だけではない方。そこが一番凄い。いつまでも覚えてもらえるような(選手は)なかなかいない。選手としては、目指すべきもものの一つ」と語った。

 また、オフに重点的に取り組むべきこととして「一番は、フィジカルさらに向上させていくこと。患部含めて、100、120%ではないので、まだやる余地ある」。さらに来季に求めることとして「一番は数字」とし、「どれくらい試合に出るか、どれくらい打席に立てるか、どれくらい投げられるか。残った数字(結果)は、シーズン終わって振り返られれば。一番は健康で出続けること」と語った。

 今オフは「7冠」を獲得。ここまで専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門最優秀選手、7年ぶりの選出となったコミッショナー特別表彰、老舗スポーツメディア「スポーティング・ニューズ」の年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、ア・リーグ最優秀野手、シルバー・スラッガー賞(DH部門)を受賞している。

 今後はMVP、エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者)、などを受賞する可能性がある。その他にも全国紙USAトゥデー、CBS、FOXなどのテレビ局など、米国の各メディアが選出するMVPにも輝くことが濃厚。合計受賞数は2桁に達することは確実。MVPは18日(日本時間19日)に発表される。

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