大谷翔平 引退の松坂大輔へ 幼少期は投げ方マネした憧れの投手「打席の中で見てみたかった」

[ 2021年11月15日 11:13 ]

会見する大谷(撮影・尾崎 有希)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が15日、東京・日本記者クラブで会見した。

 グレーのスーツ姿で出席した大谷は、2017年11月、2018年11月以来3年ぶり3度目の日本記者クラブでの会見に臨んだ。

 今季限りで引退する西武の松坂大輔投手について「僕の印象は、ボストンのイメージが強い。今、振り返って成績も素晴らしいし、投げている映像を今、見てもすごい。できれば実際に打席の中で見てみたかったなという気持ちはありました」とし、「長い間頑張って素晴らしい成績をおさめられた方。お疲れ様でしたという気持ちと、今後野球界をさらに盛り上げてくだされば、うれしいかなと思います」と述べた。幼少期の自身にとっての松坂の存在について「かっこいいなと思って。投げ方も含め、ワインドアップで投げる投手も少なくなってきたし、マネしたり、常に見てきた投手です」と話した。

 今オフは「7冠」を獲得。ここまで専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門最優秀選手、7年ぶりの選出となったコミッショナー特別表彰、老舗スポーツメディア「スポーティング・ニューズ」の年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、ア・リーグ最優秀野手、シルバー・スラッガー賞(DH部門)を受賞している。

 今後はMVP、エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者)、などを受賞する可能性がある。その他にも全国紙USAトゥデー、CBS、FOXなどのテレビ局など、米国の各メディアが選出するMVPにも輝くことが濃厚。合計受賞数は2桁に達することは確実。MVPは18日(日本時間19日)に発表される。

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