今夏兵庫準Vの関西学院敗れる 元広島、阪神・新井貴浩氏の長男は代打で二ゴロ

[ 2021年9月18日 15:25 ]

秋季高校野球 兵庫大会 2回戦   関西学院1-6神戸学院大付 ( 2021年9月18日    明石 )

<関西学院・神戸学院大付>6回無死一塁、関西学院・新井は代打で二ゴロに倒れる(撮影 中澤智晴)
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 今夏の兵庫大会準優勝の関西学院が秋季兵庫大会2回戦で神戸学院大付と対戦し、1―6で敗れた。先発左腕の森津雄大が神戸学院大付打線につかまり6回12安打5失点。打線も6安打1得点とつながりを欠いた。

 広島、阪神の主砲として活躍した新井貴浩氏の長男・亮規浩(あきひろ=2年)は4点劣勢の6回無死一塁から代打で出場してニゴロに倒れた。1メートル83、78キロの大きな体の左打者はフルカウントから低めの球を打たされて好機を広げることができず「無死でのランナーだったので、低いゴロでつないでいこうと思った。何とか食らいついていこうと考えていた」と肩を落とした。

 公式戦での出場は2度目。地区大会初戦の尼崎西戦では代打で左前打を放った。父の現役時代の映像は今でも時々見るそうで「あらためてすごいなと思う」。今大会は背番号13だが、課題の守備を磨いて「レギュラーを獲りたい」と闘志を燃やす。憧れの選手はソフトバンクの柳田。「打線の中心になって頼られる選手になりたい」。偉大な父の背中を追い努力を続ける。

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2021年9月18日のニュース